研究設備 
誘導結合プラズマ原子発光分光計 ICPS-7500
株式会社島津製作所

誘導結合プラズマ原子発光分析法(Inductively Coupled Plasma Atomic Emittion Spectrometry: ICP-AES)は約6000K以上のアルゴンプラズマの高温中に試料を導入し、発生する光を測定する装置である。光の波長は元素に特有であり、光の強度は試料中の元素量に比例することから資料の高感度定性・定量分析が可能である。特に、多元素同時測定に適していること、他の発光分析法や原子吸光法では不可能であったホウ素などの非金属やランタノイドについても高感度で測定できること、および測定濃度範囲が4桁から5桁におよぶという特徴を持つ。
紫外可視分光光度計 V-570
日本分光株式会社

物質に紫外線(波長190〜400nm)、可視光線(波長400〜800nm)を照射すると光エネルギーを吸収して電子遷移が起こる.このときの紫外線、可視光線の変化をスペクトルにして解析することで光学的状態や着色状態の情報を得ることが出来る。
非接触3次元デジタイザ VIVID910
コニカミノルタ株式会社

スリット状のレーザ光で入力対象をスキャンし、その反射光をCCDカメラで受光、その後三角測距の原理で被写体との距離情報を得て、3次元データ化(レーザビームによる光切断方式)する。これにより高精細3次元データ(画像)を取得出来る形状計測器。 西嶋研究室では、人の顔表情を撮影し取得した三次元データを評価することで、表情変化からの心理状態把握への可能性を追求している。
三次元運動解析システム Move-tr/3D
株式会社ライブラリー

赤外線反射マーカーを装着した対象物、被験者の動きをカメラで撮影し、そのマーカーの動きを追跡することで、マーカー装着場所の座標データの時間変化を測定する装置。カメラは2台あり、それぞれのカメラから得られる情報を重ね合わせることで、マーカーの三次元空間座標データを得ている。マーカーは被験者の関節など身体の特徴的なポイントに装着することで、重心や 関節モーメントといった運動の力学的な要素を求めることができる。西嶋研究室ではこのシステムを用いて介護動作や歩行分析を行い、医療や福祉、スポーツ工学の分野へ展開している 。
バイオクリーンベンチ MCV-B131F
SANYO

無菌物の操作をする際、雑菌などからの汚染を防ぐ設備です。天井の奥から手前の下に向かって清浄な空気を送り込むことで無菌環境を作り出します。
CO2インキュベーター MCO-17AIC
SANYO

遺伝子研究・再生医療などのため、器内の温度やCO2濃度を高精度にコントロールして限りなく生体内に近い環境に再現し、動物細胞・組織の培養を行う機器。
偏光顕微鏡(software) BX51(ANALYSIS)
オリンパス株式会社

顕微鏡、CCDカメラ装置等から取り込んだデジタル画像から面積、濃度、距離、角度等の測定
自動比表面積測定装置 GEMINI2360
株式会社島津製作所(マイクロメリティックス社製)

固体試料の比表面積を自動で測定するものです。吸着ガスとしては窒素を用いています。一点測定および多点測定が可能です。
全有機体炭素計 TOC-VCSH
株式会社島津製作所

TOC(全有機体炭素計)は,試料中の有機体炭素の総量を測定できる分析機器で,水質管理を始めとしたさまざまな分野で利用されています。
顕微鏡電気泳動方式 ゼータ電位測定装置
(日本ルフト株式会社)
電気泳動法を用いた溶液中のゼータ電位の測定ができます。レーザー光暗視野照明・CCDカメラ顕微鏡による垂直面の粒子の観察が行えます。
イオンクロマト分析装置 DX-120
DIONEX

溶液中の様々な陰イオンの濃度を測定できる分析機器です。多様な溶液を使っている分野で利用ができます。
摩擦感テスター KES-SE
カトーテック株式会社

布・紙・不織布・糸・毛髪などのシート状・繊維状のサンプルや、粉体やクリーム状といったさまざまなサンプルの表面摩擦感を測定する装置です。人がものに触れたときに感じる感触,感覚を、平均摩擦係数(MIU)・平均摩擦係数(MMD)の変動を数値化することにより客観的なデータで評価し、定量化します。
摩擦感テスター KES-SE
カトーテック株式会社

腕用アタッチメント装着
粘弾性特性測定バイオセンサー VenustronU
株式会社アクシム

このセンサーは圧電素子による共振を利用して,一定速度で圧電素子を押し込む時の計測物の共振周波数変化をとらえることにより,物質の微妙な硬さ,柔らかさや弾性をリアルタイムで高精度かつ高再現性でデータ化することができる装置です。
皮膚計測装置 左から,Corneometer®CM825, Tewemeter®TM300, Cutometer®MPA580, Seubmeter®815
株式会社インテグラル

Corneometer®CM825:静電容量法を用いており皮膚の角層水分量を測定します。この測定法は,水とその他の物質の誘電定数が異なることを基礎としています。

Tewemeter®TM300:拡散法則を基に経皮水分蒸散量(TEWL)を測定します。単位時間当たりに筒状のプローブ内を移動する水の質量により測定します。

Cutometer®MPA580:一定陰圧で皮膚を吸引した時の吸引高さと,圧を解除した時の皮膚の戻り率により,皮膚の粘弾性を測定できます。

Seubmeter®SM815:光透過量測定法によって皮膚,髪,頭皮から分泌する皮脂を直接測定できる方法です。この方法はプローブの先に油取り紙と同じものがテープ状に設置されており,皮脂のついたテープを本体に差し込み,受光部で透明度を測定する方法です。

現在,これらの装置を用いて皮膚とスキンケア製品,繊維製品との相互作用を客観的に評価することを試 みています。この結果を基に皮膚を滑らかに保つスキンケア製品や,快適感を与える繊維材料の設計を目指しています。
示差走査熱量測定装置 DSC
株式会社リガク

Differential Scanning Calorimetryの略称です。加熱、冷却 (0.1〜200 ℃/min) あるいは一定温度下にある試料が吸収・発散する熱エネルギー量および重量変化を測定する装置です。サンプルの融点、熱履歴,比熱の測定や純度測定ができる熱分析の手法です。サンプルとしてゲル等の含水物を用いた場合、測定した融解温度および融解エンタルピーから凍結水中の自由水量・束縛水量を測ることが可能です。
超音波共鳴装置
Resonic instruments社

サンプルに超音波を当て、そのときの音の伝達速度と音の吸収を測定する装置です。超音波の伝達速度からサンプルの純度や、サンプル中の水の存在状態を比較することができます。
高濃度粒度分布測定装置FOQELS
日本ルフト株式会社

動的光散乱法によって溶液中に含まれる粒子の粒度分布を測定することができます。動的光散乱とは物体に干渉性の高い光(レーザー光)を当てて、それから散乱される光の強度の時間相関をとることにより、物体中の粒子や分子の運動を調べる手法です。現在は,食品ゲル、合成高分子の測定や,磁性粒子の分散性の測定などを行っています。
動的粘弾性測定装置 AR2000(レオメーター)
TAインスツルメンツ株式会社

剪断速度や周波数を自由に変えて粘度や動粘度が測定できる装置です。レオロジー特性の評価に広く使われている装置です。スキンケア製品や食品のレオロジー特性の測定を行っています。
アイスキューブ(フリーザー)
SY-LAB有限会社

温度や冷却速度を自由に変えてサンプルを冷凍・解凍できる装置。チャンバー内の温度およびサンプルの温度をモニターできます。食品の冷凍保存の研究に使用しています。
無冷媒超電導マグネット JMTD-10T100E3
Japan Superconductor Technology株式会社

超電導マグネットとは、超電導線材をコイル状にしてマグネットとしたものです。極低温では電気抵抗がゼロになり、大電流を流せるので強い磁場を得ることが可能です。高価な液体ヘリウムを使わず小型冷凍機のみによる伝導冷却で手軽に強磁場10T(ボア径100?、最大励磁速度10T/12分)を発生することができます。 超電導電力貯蔵、超電導送電線といったエネルギー分野や、医療用MRI、鉄鋼、リニアモーターカーなど幅広い分野へ応用されています。