スマートコミュニティの計画手法

2017年4月10日

都市のエネルギー収支を改善する上で、新規開発や再開発は大きな契機です。都市や街区のエネルギー収支の現状を評価し、開発におけるエネルギー目標を設定すること、エネルギー関連指標を含む街区開発の評価の枠組みを構築すること、そのエネルギー性能を予測するシミュレーションをおこなうことのほか、環境性能の高い開発を促進するため、各種の支援制度を最大限に活用するとともに、関係するステークホルダーの意思統一を図る仕組みが重要です。本研究室ではIEA(国際エネルギー機関)の共同研究EBC-Annex63(エネルギー効率の高い街区の実現)に参加するほか、約3万5千人の構成員が働き・学ぶ大阪大学キャンパスを一つの都市と見立て、エネルギー効率向上の努力を続けてきました。その結果、大阪大学キャンパスの床面積あたりエネルギー消費量は2010年から2015年までで24%減少し、省エネ大賞資源エネルギー庁長官賞を受賞しています。