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環エネTOPICS

2015年12月14日
受賞・報道・出版

低温工学・超電導学会 若手奨励賞受賞(量子線生体材料工学領域 博士前期課程1年 小林剛之さん)

低温工学・超電導学会若手奨励賞受賞

2015年12月11日に大阪市立大学文化交流センターで開催された第14回低温工学・超伝導若手合同講演会において、大学生、大学院生、社会人を含む若手の研究者が口頭発表を行い、量子線生体材料工学領域 博士前期課程1年の小林剛之さんの発表「磁気アルキメデス法による構造異性体の分離」が若手奨励賞に選ばれました。

有機化合物は日用品や医療品など幅広い分野で利用されていますが、製品に利用するためには、原料中に含まれる目的の有機化合物とその構造異性体を分離する必要があります。分離方法として蒸留が一般的ですが、構造異性体の沸点の差はごく小さいため、多大なエネルギーを消費してしまいます。また、巨大な蒸留塔が必要であるという問題も抱えています。そこで、本研究では磁気力を用いた小規模かつ消費エネルギーが小さい構造異性体の新たな分離方法を提案し、本手法を用いた構造異性体の分離可能性が示されました。

小林さんはこの受賞について「賞をいただけたということは、自分の研究内容が聴衆に伝わった証拠なので、素直にうれしく思います。今回は特定の構造異性体を分離した内容について発表しましたが、研究の最終目標は磁気アルキメデス法であらゆる構造異性体を分離することなので、その目標に向かってより一層邁進する所存です。」と話しています。