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環エネTOPICS

2013年4月1日
受賞・報道・出版

「次世代光医療-レーザー技術の臨床への橋渡し-」の紹介(量子ビーム応用工学領域 粟津邦男教授)

次世代光医療量子ビーム応用工学領域の粟津邦男教授監修で、シーエムシー出版より「次世代光医療-レーザー技術の臨床への橋渡し-」を出版しました。粟津教授の他、同領域の間久直講師、石井克典助教も分担執筆しています。

以下、本書巻頭言より抜粋

レーザーは発明された翌年から眼科や歯科での応用が試みられ、その後新しいレーザー光源が世に出ると、その特徴を活かした治療法の開発が進み、現在では多診療科において幅広く用いられている。ただ、昨今のレーザー・光科学の急速な進歩に対し、この恩恵を臨床での光医療が被るには、残念ながら数年以上のタイムラグがあると言っても過言ではない。レーザーを中心とした光医療をさらに優れた診断・治療法と位置づけると共に開発タイムラグを短くするには、対象となる生体組織とレーザーとの相互作用に対する基礎的検討とその結果を生かす治療法の開発、迅速なデバイス開発などが喫緊の課題である。そのような状況の中、本書「次世代光医療」を執筆・刊行することとなった。各分野のリーディング研究者による渾身の執筆のおかげで、2010年時に近未来として望める次世代光医療を俯瞰するにふさわしい幅広く深い内容となった。既にこの分野で活躍の方、また今後光診断・治療を研究・ビジネス等の対象とされる方にお読みいただければ幸いである。