研究テーマ


       担当:保呂  (2004.04.01(M1)〜2006.03.31(M2))
大山将央(2005.04.01(M1)〜2007.03.31(M2))
宮垣慶子(2005.04.01(B4)〜2008.03.31(M2))

研究背景及び目的

   1,4-ジオキサンは、主に有機塩素系溶剤の安定剤や工業用洗浄剤など様々な工業用途に広く使用されていて、結果として、河川や地下水、工場廃水、廃棄物埋立処分場浸出水などから頻繁に検出されています1,4-ジオキサンは、水への溶解性が高く、生物難分解性であることなどから、環境中に放出された1,4-ジオキサンは水環境中に残留しやすいと考えられています。また、急性毒性および慢性毒性があり、発がん性の疑いもあることから、平成16年度 からは水道水質基準項目にも加えられるなど、近年水環境で注目されている物質ですが、いまだに廃水中の1,4-ジオキサンの効果的な処理方法は確立されていません。そこで本研究では、1,4-ジオキサンの生物学的処理方法を開発することを目的として、1,4-ジオキサンの微生物分解に関する研究を行っています。



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