リスク評価に基づく個別領域でのリスク管理が進む一方で、サプライチェイン全体を見据えた、マルチプル
リスク対応が求められている。
そのためには、持続可能な社会にむけた横断的リスクガバナンスの枠組みが必要であり、プライオリティ付け、トレードオフ解析、対策立案における資源配
分の最適化といった観点をリスク管理に組み込んでいくことが重要である。
研究の背景:
リスク評価=>リスク管理=>リスクガバナンスへの展開が必要
研究の目的:
化学物質・製品を中心に据え、相伴う環境負荷をも環境リスクとして捉えて対応可能とする「リスク評価技
術」と「制度」との連携シナリオを開発し、実例とともに環境政策にリスクガバナンスを反映させる方法の開発を目的とする。
達成目標:
- 第一に、サプライチェインを通じて、製品類型を介したフロー・ストックに関する代表製品を対象としたリスク評価、制度の評価とともに更な
る連携手法を構築する。
- 第二に、モデル地域を対象に、上記のモデル製品を対象に、リスクガバナンスをモデルを構築し導入に向けた戦略を提案する。
研究課題の構成:
写真提供
https://pro.foto.ne.jp/free/product_dl.php/cPath/21_50_115/products_id/4411