ようこそ、東海研究室へ


環境容量を念頭におき、超長期に渡って、環境と産業活動に折り合いをつけることが求められています。
そのためには、採掘・生産・消費・廃棄といった都市の代謝活動の支配断面からの排出物の動態特性を把握し、備える必要があります。

そこで、サプライチェインとライフラインが交錯する課題として、大量の化学物質のリスク評価加速化のための手法開発や、自然災害によって流出した化学物質が環境や波及して与える影響のシミュレーション、ならびにヒト健康・生態系・社会へのリスク評価が課題となります。

多様で進化を続けるリスクを飼いならすために内在する産業技術、電気自動車普及などに伴うレアメタル等の資源循環が環境に与える影響評価(ライフサイクルアセスメント/LCA)など、分野横断的研究を行っています。


研究指導方針

 
  • ■当研究室では学生の自主性を重んじています。自身の関心事項をまず教員に提示して頂き、
     教員とのゼミ・ディスカッションを通して、研究テーマを絞っていきます。

  • ■問題意識を解が出せる課題に切りとり、要素間の構造化と諸条件(前提条件、制約条件、操作変数)の設定、
    合理的な評価手法の選択・適用、シナリオの設定と解析、結果の解釈、という一連の環境システム論的アプローチの習得を支援します。

  • ■「素人発想、玄人実行」ができる人材の育成。

    素人発想:問題意識を的確かつ簡略に構造化
    玄人実行:各分野の専門家に受け入れられる解法の実施。

研究キーワード

   
  • システム環境科学(大気・水・土壌・植物)
  • in-silico 解析(定量的構造活性相関モデル/QSAR)
  • ライフサイクル評価(LCA)
  • トレードオフ解析
  • 環境動態解析
  • リスク評価
  • レジリエンス

  • 研究プロジェクト特設ページ

  • 環境研究総合推進費 戦略的研究開発課題S-17
     「災害・事故に起因する化学物質リスクの評価・管理手法の体系的構築に関する研究」(PJホームページ、外部リンク)

  • 担当課題:サブテーマ 1-2
     「災害・事故等のリスク管理における対策オプションの評価に関する研究」(PJホームページ、外部リンク)

  • 令和2年度化学物質安全対策
    「化管法・化審法に係る化学物質管理高度化推進事業(リスクベースの視点に基づく化学物質管理のあり方)」


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